actinotrocha
A world-driven artwork project for actinotorocha.

actinotrochaの存在感を、
象徴的なロゴへと凝縮する。

actinotrochaのロゴは、アクチノの脳のようなシルエットと、口元から伸びる触手の印象をもとに構成しました。ひと目で記号として成立しながらも、ただ整ったマークでは終わらず、生きもののような不思議さや気配が残ることを意識しています。

形そのものはシンプルにまとめつつ、上下のバランスや抜けのつくり方によって、少し異質で記憶に残る存在感を与えました。actinotrochaという名前や世界観に自然につながるよう、ロゴ単体でも独自のキャラクター性が感じられる状態を目指しています。

タイプ表現も含めて、単なる識別記号ではなく、この世界全体の入口になる印象を持たせることを大切にしました。ロゴそのものが、actinotrochaの空気を最初に伝える装置になるよう設計しています。

働き続ける存在たちの気配を、
巨大な情景の中に封じ込める。

actinotrochaの世界では、アクチノたちが日夜働き続け、PSDやPDFをはじめとしたさまざまなファイルやフォルダを運び、届け、流通させています。その働きの連なりを、巨大な情景として描き出しました。

ただ賑やかな図像にするのではなく、働く仕組みや役割の違いまで見えてくるように構成することで、この世界の中にルールや秩序が感じられることを意識しています。細部を見るほど、新しい役割や場面が見つかるような密度も大切にしました。

働くこと、運ぶこと、積み上がっていくこと。その連続の中で世界そのものが稼働し、拡張していく感覚を、ひとつの大きなアートワークとして形にしました。

アクチノトロカ進化論、
静かにあなたの身体から始まる。

actinotrochaの世界では、触手が生えてきたり、足先に違和感が出てきたり、身体の一部が半透明化していくことがあります。それは異常ではなく、あなたが少しずつアクチノ化している兆候です。

こうした変化は、ただ奇妙な現象として描いているのではなく、この世界の中で起きている自然な進行として捉えています。見た目の小さな違和感が積み重なっていくことで、actinotrochaという存在のルールや生態が少しずつ立ち上がってくる構成にしました。

触手が生えてきた気がする。足が触手に変わってきた気がする。身体の一部が半透明になってきた気がする。そんな変化を通して、世界観そのものを説明ではなく兆候として伝えることを意識しています。

異質な未来感を、
Webの中で立体的に感じさせる。

Webでは、actinotrochaの持つ未来感や異質な空気を、そのまま体験として受け取れることを大切にしました。単にビジュアルを並べるのではなく、画面を通してこの世界の中に入り込んだような感覚が生まれることを目指しています。

暗めのトーンや差し色、構造物の密度感を活かしながら、無機質でありつつも熱量のある見え方に整えました。ロゴやキャラクター、設定群とのつながりも丁寧に保つことで、世界観が自然に連続して感じられるように設計しています。

Webは情報を置くためだけの場ではなく、actinotrochaという存在そのものを立ち上げるための空間です。ロゴ、アートワーク、キャラクター、進化論までを貫く世界観を、最後に体験として束ねる場として形にしました。